骨盤が歪むと何が悪いのでしょうか。
時々患者さんにも聞かれます。対面では言葉の内容は変わりますが、今回は分かりやすく5つにまとめてみました。
1.姿勢が悪くなる
体が歪むと、体の真ん中に重心を乗せられないので肩や背中なども筋肉がいつも緊張したままになり、善ん真の筋肉が縮こまってダラシなく見えます。
本人も重心が安定しないので楽な姿勢がとれず、いつもソワソワして落ち着きが無くなります。
2.肌が老ける
体を支える為に筋肉がいつも緊張している部分は表面の脂肪と筋肉が離れてしまうので、皮膚が垂れてきます。肌のもっちりとした質感はコラーゲンだけでなく、柔らかい筋肉によっても作られているのです。
筋肉が硬くなると血行が悪くなるのでくすんだり乾燥の原因になります。
3.服が似合わなくなる
姿勢が悪くなると服の形に体が合わなくなるので似合わない服が増えます。
襟元が偏ったり変なシワが入ったり、スカートが回ってしまったり…
スーツやコートの前が『ハ』の字に開いてしまうのは背中が丸いからです。昔はチンピラの映画や不動産屋さんの人などよく見かけましたよね(偏見)
4.肩こりや腰痛の原因になる
体が歪むと筋肉の緊張がアンバランスになり部分的に過労してしまいます。
日頃負担の多い方や腰は真っ先にダメージを受けます。
また、たくさんの負担がかかる部位と負担にかからない部位の差が開くとさらに姿勢の崩れを加速させ炎症などの痛みを引き起こします。
5.内臓を疲労させる
体が歪むと内臓や大動脈も歪み血液循環にムラが生じます。
胃が圧迫されていれば胃の調子が悪くなりますし、心臓や肝臓などの大事な器官も同じことが起こります。
血流が悪くなった部分は免疫が活発に働けないので不調を放置する間に癌のリスクも上がります。
実は体の歪みを放置することの危険性はこれが一番怖い事で、回避するべき理由です。
どうでしょうか。
今回あげたのは5つでしたが、体が歪むリスク、わかっていただけたでしょうか。
それぞれ内容が深いので少しずつ分かりやすくお伝えしたいなと考えています。
質問お待ちしています。
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