ここ10年ほどで広く認知されるようになった「骨盤調整」ですが、まだまだ言葉とイメージだけが先行している気がします。
「こういう習慣だと歪むんだ!」
「開いてしまっている!」
「いや、骨盤は歪まないんだ!」
いろいろな意見が飛び交って何がほんとなのか、意見がまとまる事はまだまだ先になりそうです。
さて、私の勤める虹治療院では手技の柱として骨盤調整を行なっています。
毎日たくさんの患者さんの身体を触らせてもらっていますが
結論!
骨盤は確実に歪みます!
正確には「仙腸関節」と「恥骨結合」の部分がズレて骨盤全体が捻れます。
骨盤の話の第一回目の今回は難しい話はなるべくナシにして次回から説明しようと思いますが、実はこの「骨盤の歪み」触ってみると自分でも分かります。
そして歪みには大多数に共通するパターンがあります。
簡単なチェックの仕方をお伝えしますので是非お風呂など、なるべく裸でやってみてください。
後ろから見た場合
- 右の骨盤は前傾して少し外側
- 左の骨盤は後傾して少し背骨側
- 恥骨結合のところを触ると左側が少し高い
まず前側
鏡の前にまっすぐ立って骨盤の前側のところに左右骨がポコッと出ているので指を当ててみてください。
左が少し高くて右の方が少し低くありませんか?
片側が少し尖っていると感じるかもしれません。
右側の骨盤が前側に捻れている状態です。
後ろ側の腰骨の辺り、背骨の近くにも左右ポコッと骨が出ていますよね。
どちらかが出っ張っているように感じませんか?
さらにそのでっぱりの内側を触るとゆるやかな凹みがありますがその溝の深さ、幅も微妙に違うのが分かると思います。
これパターンに当てはまらない人ももちろん居ますし、もしかしたら少し分からない人もいたかもしれませんが「だいたい左右の同じところ触ってるな」と思える場所ならどこでも大丈夫ですのであちこち触って左右差を感じてみてください。
どうでしょう、自分で触って何となく分かりましたか?
これが「骨盤の捻れ」です。
基本的には大なり小なり全員が歪みを持っています。
骨盤が捻れる事で
・周辺筋肉が強張る
・血液循環が悪くなる
・ホルモンバランスが乱れる
・内臓の機能が低下する
・骨盤底筋がたるむ
・姿勢が悪くなる
・腰痛がおきる
・見た目が悪くなる
などなど、まだまだ細く挙げればキリがないほどの影響が出ます。
それぞれが別々な病気なのではなく、骨盤が捻れることによってあちこち2時被害の様に起こってくるのです。
骨盤の歪みを治すことで一気に改善が望めるのです!
骨盤を知らない手はありません。
これから何度かに分けて骨盤の事をブログにまとめたいと思っておりますので是非楽しんで読んでいただけたらと思います。
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