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原因は◯◯です!と言い切る才能

先生、原因は歳ですか?
腰痛いんですけどしゃがんだのが原因ですよね?

割と日常よく聞かれますが、こういった質問はいつも少し悩む。

どこまでの内容を話すのが一番伝わるかなという迷い。シンプルにしたりなるべく細かく話したり。


ブログでは治療院ではあまり言わないような強めの言葉を使って内容をシンプルにして、さらに箇条書きのようにまとまるように書いてます。(努力しています)


タイトル、〇〇なのか?→説明→結論

のように。


極端に言えば本質を切り捨てるほど
〇〇病=△△が原因!と箇条書きでまとめられるのだと思っています。

確かにそっちの方がキレが良くイメージも伝わりやすいので人前で話したりするのには良い面もあると思います。

でも現場で実際に治療にあたっているとそのような思考回路はあまり使えない事がほとんどです。


よく
腰痛の原因は大臀筋!大臀筋緩めれば腰痛は治る!のようなセミナー等見かけますがあれだけ言い切るのも才能だなと思います。

一つの症状も長い時間で溜めた要素と要因、反応、きっかけなど様々な物が積み重なった所に出ます。


じゃあ原因は何だよ!っと思うかも知れませんが、ほとんどの事はハッキリとは言い切れない。が正解だと思います。

会話の内容としては最悪ですが笑

でも原因は〇〇(歳、ストレスなど)と言い切ってもらう事で思考停止しているのは長期的に考えるとむしろ危険です。

本当はどうなのか。探究する隙間のような疑問は残しておくと将来、必ず自分の助けになります。

今日はここまで。